---大山の地に、スロットカーのお店を開店された経緯を、教えていただけますか？

---開店までに、ご苦労された事などは御座いますか？
そうですね、僕しかしらないスロットカーに関する、
専門的な事がたくさんありすぎましたので、全部僕が作ってしまったんです。（笑）
片付け、掃除、コース作り・・何から何まで、１人でやってしまいましたね！

---お店の内装で意図しているものはあるのでしょうか？
やはり、サーキットのリアル感を表現したかったんです。
こういうお店って、模型の好きな人だけが来がちになるんですが、
当店としては、模型のみならず、車が好きな全ての人に来てもらいたいんです。
模型好きは、人口が少ないですけれど、車が好きな人って、かなりの数になりますよね？
車好きの人が、違和感無く来られるお店作りを目指しました。

---スロットカーというものについて、教えていただけますでしょうか？
単純な遊びなんですけれど、
凄く奥が深い遊びなんです。
そこに、惚れ込んでしまったんですね。
例えば、良く比べられるものにラジコンがありますが、
ラジコンはかなり複雑で、
両手を使わなくてはいけませんよね？
広い場所も必要で、屋外でやらなくてはいけなかったり。
しかし、スロットカーは、手軽に室内で片手で始められて奥が深いのが魅力ですね。
コーナーリングテクニックであるとか、
車の改造でしたり・・・
ヨーロッパでは５０年近くの歴史のある遊びなんです。
発祥はスペインの酒場からなんです。
スペイン自体、モータースポーツが物凄く盛んで、
優れたレーサーがたくさん出ていますよね。

---一押しでしたり、人気のスロットカーというものはございますか？
ＳＣＸという車種があるのですが、そのタイプが、非常にリアルな作り込みがしてあって、
しかも壊れない、走っても速いと言う特徴があるんです。
他には、スロットイットという、走行性が高い分、テクニックを要する車種も、
おすすめですね！

---佐藤様が、最も大事にしているスロットカーは、何ですか？
（奥から）これですね。
ルマンのプロトタイプ車両をモデルにした、
スロットカーです。
１９８２年のルマンで優勝した車のレプリカなんですが、
ロスマンズポルシェと言いまして、
３台入賞しているんですね。
そのポルシェが、ワンツースリーフィニッシュだったのですが、
一着がナンバー３で、３、２、１の番号順にフィニッシュしたんです！
オールロスマンズポルシェでですよ！？
このスロットカーには、とても思い入れがあり、 私の宝ですね！

---アットワークスと言う店名は、どこから来たのですか？
このテナントのオーナーの会社が、「アットワーク」と言う会社さんなんですね。
ただ、そこに「ス」を付けただけなんです。（笑）
ここに（アット）、ワークス（工場）がありますよ。
皆さんの夢を作り出す場があるんですよ。
と言う意味が込められてもいるんです。

---客層としては、どのような方が来られますか？
幅広いですね。
小学生から、７０歳代の方まで、本当に幅広いんです。
２時間ぐらいは、熱中して遊んで行かれますね！

---お客様に言っていただいて、嬉しい言葉などはございますか？
とにかく皆さん、「はまる」と言って下さいますね！
それを言っていただくと、本当に、やっていてよかったな！と、思いますね！
先日来られた６０歳代の方は、ほとんどご趣味が無くて、
休みは、テレビか寝ているだけ だったようなのですが、
この店に来られて、「今度からこれをやる！」と、意気込んでおられましたよ。

---今後の夢や展望がございましたらお願いします。
もちろん板橋の中で、皆さんに、
笑いとか和み、熱中を提供していける店で、あり続ける事が一番です。
そこを起点に、全国で４００店舗まで拡大したいと思っております。
大山のこの店は、その中の第一店舗目なんですね。

---板橋区民に一言メッセージをお願いします！
分かりにくい場所にはあるのですが、
来ていただけると、そこには、笑や楽しさなどがあふれていますので、
是非、一回覗いて見ていただきたいな。と、思っていますね！

---ありがとうございました！