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板橋な店
和楽 圓

板橋区役所のすぐそこの路地に、
昨年末にオープンしたばかりの、家庭料理屋さんを訪れてみました。
家族経営されているそのお店は、とても暖かな雰囲気。
店長の梁田浩美さんに、お話を伺ってまいりました。

キッチンにて
(左から)店長と圓さんと息子さん


 
TBSの「渡る世間は鬼ばかり」の「岡倉」さんがモデルなんです。(笑)
バー

店内風景
---お店を開店するきっかけや動機は何だったのでしょうか?
元々、家庭料理を作るのが好きで、
人が集まって飲むと言うと、
自分が手料理でもてなしていたりしたんです。
このお店の路地って、ちょっと奥まっているけれど、
結構サラリーマンの人が 通るよね?って、
両親と話していたんです。
ああいう方達に、お昼を食べていただいたらどう?
という流れになり、
両親からも、「やってみたら?」と言う言葉もいただき、
決意して、 開店する事にしたのがきっかけですね。
地域の人達の支えもありました。
私の決意と言うよりは、全てがタイミング良く行ったと言う印象が強いですね。

---料理は、どのくらいの時から、作られていたのですか?
もう、幼い頃から作るのが好きでしたね!
単純に、子どもでも好きな子がいますよね?
私は、板橋生まれの板橋育ちで、身内が皆、近くに住んでいるんです。
集まると、20人程にもなるんです。
その、身内の集まりなどで、よく料理の腕を奮うような子どもでしたよ。

---お店の内装で、意図されたものなどはあるのでしょうか?料理画像
笑ってしまう話なのですが・・・
TBSの「渡る世間は鬼ばかり」の「岡倉」さんがモデルなんです。(笑)
ああいうお店をずっとやりたいと思っていまして、
本来は、お店っぽくではなく、もっと家そのものでも良かったのですが、 民家のままだと、ちょっと人の流れが悪いので、多少改装しました。
今、赤坂の中華料理屋で働いていた、 息子も手伝ってくれていて、この店の上に住んでいる、私の両親も手伝ってくれていて、心強さで一杯です。
こう言うと・・・
本当に、「渡る世間は鬼ばかり」の世界ですね!(笑)

皆さんに知っていただくのに、「圓(みつ)」と言うのは、
バー

色とりどりのお酒---気になっていたのですが、店名の「圓(みつ)」とは、どこから来たものなのですか?

これは、母の名前なんです。
昔の、何円の円の旧字体なのですが、
大抵の方が、「えん」と呼ばれるんですね。
でしたら、皆さんに知っていただくのに、「圓(みつ)」と言うのは、
色々な意味で、いいのかな?と、思い、店名にしました。

---おすすめの料理などは御座いますか?
私自身、料理屋さんに行ったり、居酒屋さんに行くのが好きだったんですね。
食べに行く度に、料理を見ては、これってどうやってつくるんだろう?
と、学習していたんです。
その積み重ねの集大成が、今のメニューに現れていると思います。
例えば、子どもの時に食べていた、「冷やしつけ麺」なども、
メニューに入っているんですね。
飲んだ後に、自分達が食べたい!と言うものをメインにお出ししています。
ただ、あくまで、私の家庭の事ですので、
家ではこういうものたべないだろう!というようなメニューも含まれていますよ。(笑)
馬刺しですとか、蜂の巣ですとか。(笑)
料理画像

---客層としては、どのような方が多く見えられるのでしょうか?
昼間はやはり区役所の方でしたり、近くにある会社員の方ですとか、
ちょっと時間帯が外れると、主婦の方でしたり、
たまたま営業に歩かれている方でしたり、様々ですね。
意外な事に、男女比で言うと、
女性の方が多いんですね。
女性の方が、お1人でよく食べに来られますよ。
後は、OLさんが3、4人で食べに来られたりですとか。
昨年オープンしたばかりですので、
もっともっと多彩な方に来ていただいて欲しいですね!

いつでもお待ちしておりますので、
バー

---板橋に長年住まわれてみて、感想などはございますか?

板橋は、何しろ住みやすい街ですね!
食材から何から、物価が安く、足を使えば何でも揃ってしまいますので、
私は大好きですね!

---お客さんに言われて嬉しい言葉などがありましたらお願いします。
単純なのですが、「美味しい」の一言が一番嬉しいものですよね!
お昼の忙しい時間帯などに、そう言っていただけると、
がんばります!という気持ちになりますね!

---今後の「圓(みつ)」さんの、抱負や夢などがありましたらお願いします。
最初の自分の抱いたコンセプトは、崩さずに行きたいですね。
お店の作り自体は和なのですが、
お出ししている物は、和・洋・中、もしくは家庭料理と、本当に様々なんですね。
私は、何々店のどこそこに勤めていた。と言う経験はございませんし、
本当に自己流ですので、いいものはどんどん取り入れて行きたいですし、
自分なら、こういう風に変えて行くですとか、
日々、向上して行きたいですね!
後は、本場の料理店で働いていた息子が加わってくれましたので、
より良いものをもっともっと提供できたらな。と、思っています。
入口の様子

---板橋区民の方に一言お願いします。
よくいわれるのが、「一見、ちょっと入りにくいよ。」という台詞なんですね。
だから良いとおっしゃって下さる方もおられるのですが、
それは、分かりにくい場所にあると言う事なのかな?と、捉えています。
1人のお客様だと、入っていいのかな?と、思われるかもしれませんが、
全く気取りの無い店ですし、いつでもお待ちしておりますので、
気軽に遊びに、飲みに、食べに来て下さいね!

---ありがとうございます!



和楽 圓

和楽 圓(みつ)

【店舗情報】
〒173-0005
東京都板橋区仲宿64-9
TEL 03-6913-0102
FAX 03-6913-0102

【営業時間】
ランチ
平日のみ・土日祝なし
11:30〜2:00
ラストオーダー
1:30

夕方〜
5:00〜10:00
ラスオーダー
9:30

【メニュー】
日替り定食 800円

霜降り馬刺し 800円
ホタテと大根のサラダ 500円
煮豚と半熟たまご 650円
ハチの巣煮込み 600円
圓ちゃんのぬか漬け 350円
特製中華冷やしつけ麺 550円

浦霞 550円
久保田(千寿) 650円
生ビール(中) 500円
ウーロン割 380円
コーラ・ジュース 200円

【地図】

地図



       
       


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