○板橋のいっぴんに“きまぐれラスク”が選ばれましたが、きまぐれラスクとはどの様なパンですか?
ラスクと言うと、フランスパンの硬いパンというイメージがあるのですが、うちのラスクは5種類のソフト系のパンをミックスしたラスクです。
フランスパンでなくてもいいんじゃないの?という発想から試行錯誤して生まれたのがきまぐれラスクです。
程よい硬さと、サクサクッとした食感が特徴です。
甘さも控えめにしていますので、お子様からお年寄りの方まで、楽しんでいただけると思います。
うれしい事に「食べ始めると止まらなくて一袋全部食べちゃった」と、おっしゃってくださるお客様もいらっしゃいます。
パセリのナンバー1の人気商品です。
○私も好きで時々買いに来て食べていますが、食べ始めると加速がつく感じで、一袋全部食べてしまいます。
○お客様の反応はどうですか?
おかげさまで「いっぴんに選ばれたラスクはどれですか?」と聞かれて買われるお客様が増えました。
地元だけでなく、電車に乗って来られるお客様もいらっしゃいます。
○いっぴんに選ばれて変ったことなどありますか?
いっぴんに選ばれたことは、しっかりやりなさいよと、励ましを頂いたことだと思っています。
店の雰囲気も変ってきました。
従業員の自覚、責任感ややりがいというのが、今まで以上に強くなった感じがしています。
○お店の名前ですが“パセリ”の名前の由来をお聞かせください。
お子様からお年寄りまで、親しみをもって、覚えやすい名前にしたいと考えていましたし、
カタカナ3文字にしたいと決めていたんです。
フレッシュさ新鮮さを売りにするということで、
主人と二人で色々と名前を考えていたときなのですが、たまたま目の前に、栽培しているパセリがあったんです。
「例えば、パセリとかね・・・・」
「うん?それいいんじゃない。」
明るくて、覚えやすくて、親しみやすいということでパセリになりました。
○セロリだったら、店名がセロリになっていたんですか?
そうですね。ひょっとしたらセロリと言う店名になっていたかもしれません。(笑い)
料理においてパセリは主役ではないのですね。
料理の引き立て役、裏方なんです。
地域の皆様の生活が主役で、そこにうちのパン屋がある。
そんな位置づけの、添え物的な存在でありたいという願いからも、パセリという名前がピッタリだったんです。
○お店の雰囲気についてお聞かせください。
我家のような空間、ほっとできる空間を目指しています。
何となく入って見ようかな?
友だちとの待ち合わせに使ってみようかな?と思っていただけるような、地域の皆様に、あって良かったな、と思っていただけるお店でありたいと思っています。
将来的には、地域のコミュニティの場としても活用していただければ嬉しいですね。
○パンに面白い名前がついていますが、その辺にもこだわりがあるのですか?
職人たちが思いを込めて作ったパンを単なるネーミングでは売りたくなかったし、親しみを持っていただけるようなネーミングを心がけています。
“丸太メープル”や“牛肉ごろごろカレーパン”などもそうです。
○店の人気の商品はどのようなパンですか?
一番は、やはり“きまぐれラスク”です。
次に、丸太メープル、牛肉ごろごろカレーパン、ロングソーセージ、クリームパンの順です。
丸太メープルは、生地にメープルクリームを練りこんだふわふわの食パンですが、形が丸太のように丸い形をしています。
カレーパンは、大き目の牛肉がたっぷり入っています。
○これからの夢や目標がありましたらお聞かせください。
まだオープンしてから1年半の未熟なパン屋ですが、
地域の皆さんに愛されるパン屋、
オンリーワンではなく、パセリのカラーでナンバーワンのパン屋になりたいと思っています。
○最後に、恒例のいたばし区民の方へ一言お願いします。
明るく元気に、美味しいパンを提供していきますので、是非一度いらしてください。
○ありがとうございました。
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