板橋区に登録している外国人の数はなんと約15000人。
登録していない人もいるようなので、もっと住んでいると思ったほうがいいでしょう。
区内を100人の人とすれ違うと3人以上は外国人ということになります。
こんなに国際的な区だったとは、ちょっと驚きです。
では、いったいどこの国からいらっしゃってるのでしょうか?
1位 |
中国 |
7700人 |
51% |
2位 |
韓国・朝鮮 |
3600人 |
24% |
3位 |
フィリピン |
1400人 |
9% |
4位 |
アメリカ |
260人 |
1.7% |
|
タイ・ミャンマー・マレーシア・バングラディシュ |
600人 |
4% |
|
その他 |
1140人 |
10% |
(平成17年1月現在)
やはりアジア系の方が多いようですね。
ほら、あのおいしい中華のお店の人とかそうじゃないですか?
みなさんの近くにもいらっしゃるはずですよね。

板橋区は5つの国・市と交流を持っているそうです。
それぞれの国・市との取り組みをご紹介していきましょう。

平成4年に、紙不足で困っていたモンゴル国に、印刷工場が多い板橋区ならではの再生紙のノートや鉛筆を贈りました。
ノートと鉛筆から始まった交流は、その後、文化交流及び人的交流へと発展し、平成8年にモンゴル国文部省(現 文部教育科学省)との間で、「文化・教育交流協定」を締結しました。
区民ツアー、文化団体訪問ツアー、学校交流、民族舞踊音楽演奏会、モンゴルフェア、モンゴル国交流基金事業(奨学金の支給、物資の送付等国際協力事業)


市民が互いに理解し合い、友情を深めることが世界平和の礎になるとの理念のもと、平成元年5月、姉妹都市提携をしました。
区民レベルでの交流が行われています。
平成9年6月、板橋区はカナダのバーリントン市に「板橋ブリッジ」を寄贈致しました。
平成8年にバーリントン市が友情の証として市内の道路に「板橋ウェイ」(Itabashi Way)という名称を用いてくれたお返しです。
区民ツアー、青少年スポーツ交流、ホームステイ、ペンフレンド・E-mailフレンドのあっせん、文化芸術等の市民訪問団の派遣・受入


昭和56年に区立美術館で「第1回ボローニャ絵本原画展」を開催して以来、両都市の交流が続いています。
平成5年から毎年、ボローニャ・ブックフェア事務局から絵本の寄贈を受け、「ボローニャ・ブックフェアinいたばし」を開催しています。
平成16年9月15日、「いたばしボローニャ子ども絵本館」が開館しました!
平成17年、「友好都市交流協定」を締結しました。
ボローニャ絵本原画展、ボローニャ・ブックフェアinいたばし


北京市から推薦・紹介を受け、平成9年、日中国交25周年を機に、友好協力関係に関する合意書に調印しました。
ボローニャ絵本原画展、ボローニャ・ブックフェアinいたばし


平成6年、区立熱帯環境植物館とペナン州立ペナン植物園との間の「友好提携に関する共同声明」に調印しました。
植物の交換事業、ペナン植物園内に板橋コーナーの設置、ペナン産ランの里親制度発足、板橋区の古紙リサイクル鉢及び日本産ランをペナン植物園に寄贈するなどの交流を行っています。

ますます身近になっていく外国籍区民を理解しあいながら生活するために、多文化共生について一緒に考えてみませんか?日本語を勉強している外国人のスピーチや、カナダ・モンゴルなど板橋区と交流のある国の音楽、ミャンマーやインドネシアのダンスなど、目で見て、耳で聞いて、肌で感じてください。
※写真とイベントの内容は関連してません。
【とき】
平成20年2月17日(日) 10:00〜16:30
【ところ】
区立グリーンホール 1階・2階ホール
【内容】
・多文化共生社会づくり区民フォーラム
「外国人とともに生きるまち(仮称)」をテーマに弁護士や日本語教師など、区内で活動する各分野の専門家に、日頃の活動から見えてくる問題点などについてお話いただきます。
・外国人による日本語スピーチ大会
区内の日本語教室で勉強する外国人のみなさんが、自国の文化や日頃感じていることなどを、一生懸命発表します。新たな視点で発表されるので、感動や発見が多いと思います。
・多文化交流ひろば(11:30〜14:30)・・・自由参加
区内で活動する国際交流団体の展示・発表
コンサート(カナダ・モンゴル・中国・イタリア・マレーシア)
民族舞踊(ミャンマー、インドネシア、その他)
板橋のいっぴん販売
【費用】
無料
【申込・問】
座席の関係から、
(1)多文化共生社会づくり区民フォーラムと
(2)外国人による日本語スピーチ大会については、事前申込制で行います。
官製はがき・FAX・メールに
[1] 参加するイベント名(フォーラムまたはスピーチ大会、もしくは、両方参加)
[2]
住所
[3]氏名(ふりがな)
[4]
電話番号
[5]
一時保育希望者の場合は、お子さんの氏名(ふりがな)・年齢を明記の上
(財)板橋区文化・国際交流財団交流課(〒173-8501、板橋区役所内)
電:3579−2015 フ:3579−4211
Mail:kkouryu@city.itabashi.tokyo.jp

さてさて、今回の特集はいかがだったでしょうか?
板橋に居ながらにして国際交流!世界を少しだけ近く感じるような気がしてきました。
行政、(財)板橋区文化・国際交流財団、ボランティアセンターなどで、
さまざまな取り組みがされています。
興味のある方は右の欄にまとめて掲載しておりますので、問い合わせしてみてください。
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