JR埼京線板橋駅、都営地下鉄三田線新板橋駅、東武東上線下板橋駅に囲まれた、板橋区の東の玄関。
3駅合わせて1日乗降客数約8万人。
3駅周辺を歩いてみました。
JR埼京線「板橋駅」
 
 
板橋区の東の玄関口板橋駅です。
明治18年(1885)に開業した駅で池袋駅よりも早く出来た駅だそうです。
歴史があるんですね。
西口は板橋区、ホームの南側(池袋より)3分の2は豊島区池袋本町、東口は北区滝野川という、3区にまたがっている珍しい駅です。
西口のロータリーには、結びのけやきがあり、最近、板橋区観光キャラクターの「りんりんちゃん」の像も出来ました。
池袋本町の旧JR板橋アパート跡地には、大型マンションが建設中です。
新撰組の近藤勇・土方歳三の墓碑
 
東口ロータリーのそばには、新撰組の近藤勇・土方歳三の墓碑があります。
近藤勇が板橋で処刑されたことによるそうです。
板橋駅前本通り商店街
 
中山道最初の宿場町「板橋宿」旧中山道沿いの歴史ある商店街です。
板橋駅と板橋の行政・商工業地区とを結ぶ道路の両脇に商店街が形成されました。
通りはマンションが立ち並び、クリーニング屋、携帯電話屋、整体院などが目立ちます。飲食店も多いです。
下板橋通り寄りには、ユニクロがあります。板橋に2件あるうちの一つです。
板橋駅西口商店街
 
板橋駅西口から下板橋通りまで、板橋駅前本通り商店街と平行している商店街で、板橋駅の近くは飲食店がいっぱいです。
バーリントン公園(板橋駅西口公園)
 
板橋区とカナダバーリントン市の姉妹都市締結5周年を記念広場としての公園です。
バーリントンの石もあります。
周りを高いビルに囲まれて少々日当たりが悪そうです。
板橋駅前本通り商店街と板橋駅西口商店街にはさまれた細い通りには、昔からの建物が目立ちます。
東武東上線「下板橋駅」
 
 
板橋の名前がついている駅ですが、駅は板橋区ではなく豊島区池袋本町なんですね。
線路沿いに、東上線の由来と建設の経緯が書かれた東上鉄道記念碑が立っています。
最初は上板橋駅にあったのですが、池袋駅に移って、そのあと現在の場所に引っ越してきたそうです。
下板橋駅から中山道までを下板橋通りといい、道の両側には桜並木が続いています。春の桜の季節には桜のアーチが出来てとてもきれいな通りです。
都営三田線「新板橋駅」
 
首都高速と中山道の下を走る三田線の新板橋駅。1日乗降客2万5千人の三田線の板橋区内最初の駅です。
出入り口はどこにあるのか迷ってしまうぐらい、廻りの建物と同化しています。
古くから栄えた板橋区の玄関口であり、狭い範囲の中に3駅も利用できる板橋地区は、通勤通学に便利な場所です。
メインストリートはビルが立ち並んでいて、駅前は飲食店が多い街ですが、一歩通りを入ると、古くから住んでいる人が生活している臭いのする不思議な街です。
みなさんも一度、3駅に囲まれた板橋を散策してみませんか。
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