---どのような経緯で、この絵本館が始まったのでしょう?
板橋の区立美術館で25年前に「ボローニャ国際絵本原画展」を開催したのがきっかけになります。
ボローニャ市では、世界で唯一の児童書専門の見本市「ボローニャ・ブックフェア」が毎年開催されています。
世界中の出版社から新しく発刊された児童書が集まり、イラストレーターたちの売り込みや版権の売買などが行なわれる場として、出版関係者や絵本愛好家の間では、広く知られています。
そのブックフェアに板橋区長が訪れ、非常に感銘を受けたようです。またボローニャ市長をはじめとするブックフェア関係者が板橋区を訪問し、相互に交流を深めてきた中で、ブックフェア事務局の御厚意により、ブックフェアに出展された絵本の一部を板橋区に寄贈していただけることになりました。
平成5年以降毎年、ボローニャから絵本を寄贈いただき、今年で13年目になります。
もう2万冊もの世界の絵本が集まっているんですよ。
これまでは、各区立図書館で巡回展示する「ミニ・ボローニャ・ブックフェア」や、毎年夏に開催する「ボローニャ・ブックフェアinいたばし」で、いただいた絵本のお披露目をしておりましたが、いつでも区民のみなさんにご覧いただける場をと、昨年の9月にこの絵本館を開館いたしました。
現在、絵本館内には約1万冊の絵本を常設展示しています。
---どのような方が、多く来られるのでしょう?
区民の方が多いのですが、インターネットをご覧になって遠方から来られる方も多いようです。遠くは新潟・愛知・香川県などから来られた方もいらっしゃいましたね。
デザインを勉強中だという学生の方は、外国の絵本がとても参考になるとおっしゃっていました。
子供連れが多いのかな?と、思われがちですが、
意外に、絵本に興味を持たれている、大人の方に多く来ていただいています。
外国語で書かれた本がほとんどですので、文字のまだ読めないお子さんだと絵や感覚で楽しんでいただけるのですが、文字が読み始められるようになったお子さんに興味を持っていただくのは難しい面もありますね。
---今後の抱負などがありましたらお願いします。
現在、2人体制でやっているところですので、絵本に興味をお持ちの方々のお力を借りて、一緒になって絵本館を発展させていきたいと考えています。
やっぱり、少しでもみなさんに親しんでいただける場所になればいいですね。
今年一年については、知名度の向上が課題だと考えていますので、いろんな所に出張してPRしていく予定です。
また、毎年行なっている「いたばし国際絵本翻訳大賞」では、全国から作品を募集しております。板橋区内外に海外絵本の素晴らしさをお伝えできたらと、思っています。
ぜひ、お気軽に遊びに来てください。
---ありがとうございました。

世界中から集まっているだけあって、本当にいろいろな絵本があります。
その中でも面白いものをいくつかご紹介いたしますね。
●アンデルセン200周年特集
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ポルトガルの人魚姫。ちょっと怖い。。 |
イタリア(左・真ん中)とイギリス(右)の
みにくいアヒルの子 |
●飛び出す絵本
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この分厚い絵本を開いてみると。。。 |
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ド派手な城がドーン! |
回る回る |
●小さい絵本・大きい絵本
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こんな小さな絵本があると思えば。 |
ででーん。こんなでかい絵本も。
左にあるのが小さい絵本。 |
●これが絵本?
●音も出ます。
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牛の鼻を押すと「モー」。 |
動物の鳴き声をお勉強できます。
結構リアルな鳴き声でした。 |
●番外編
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デンマークの絵本。
このゆるキャラはなかなかお目にかかれませんよ。 |
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今回の特集、いかがでしたでしょうか。
これだけの外国の絵本を見ることができる場所は、日本でもなかなかないそうです。
板橋区にこんな場所があるなんて、意外でした。
ぜひ一度、行かれてみては。 |
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